「ド文系」の私が「基本情報技術者試験」に一発で合格するまでにやった、勉強内容を紹介します!
これから合格したいと思ってる人に、励みになるような記事を書いてくれよ
私の初期スペック
- ド文系(大学受験は国語・英語・社会のみ)
- 高校数学は、高校1年の時にロッカーに置いてきた
- 「二進数?なんだそれ???」
- 「最大値を求めるアルゴリズム」の問題すら解けなかった
書いていくとキリがありませんが、とにかく「高校数学すら手放したド文系」「IT知識皆無」という感じです。ちなみに「コマンド」を勉強し始めた時に、「コマンドってあれでしょ、ctrl + Cでコピーでしょ!知ってる知ってる!」くらいやばい知識レベルでした。(今はちゃんとコマンド使えます!)
ショートカットキーをコマンドだと勘違いしてイキってたってこと?
だってMacに「command⌘」って書いてあるんだもん…
そんな私でも、コツコツ積み上げて、「基本情報技術者試験」に一発で合格できました!
今後は試験内容が変わってしまいますが、私が受けた時はまだ言語選択があって、私はPythonを選択して受験しました。
そんな私が合格までにやったことを紹介します!
※2023年4月から試験内容が変更になりますが、午前試験の対策はあまり変わらないので、「これから基本情報技術者(FE)を受けたい!どう勉強すればいいの?」という方にも参考になると思います。
合格までにやった勉強内容
読み物系
- 『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』3周
- 『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]』2周
- 『スッキリわかるPython入門』1周
(実際に入力しながら、手を動かして) - 『Pythonで学ぶアルゴリズムの教科書』
(テキストの半分くらいまで、手を動かして進めました)
特に『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]』のテキストが最初マジで分からなくて、1周読み切るのもメンタル的にキツかったです(ちなみにテキストの後半に練習問題がついてるのですが、1周目はムリすぎて飛ばしました)。
2周目になると結構分かってくるので、「アルゴリズム無理!できるようになる気がしない!」という方も粘り強く頑張ってください!(こんな私でも、試験本番でのアルゴリズムの点数は80%近く取れました!)
過去問系
- 『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)』
- 過去問道場(Webサイト)
- 基本情報 一問一答(スマホアプリ)
- 『徹底攻略 基本情報技術者の午後対策 Python編 第2版』
→ほぼ使ってません(笑)
過去問の演習は受験予定の単元を、上記の過去問題集と過去問道場を合わせて7回分解きました。
選択科目は「ネットワーク」と「データベース」の2つに絞って勉強しました。
具体的な取り組み方
まずは「メインのテキスト」を1周した
「試験勉強はまず過去問から!」とよく聞きますので、私も全く勉強してない状態から過去問に挑戦しましたが、全くわかりませんでしたw
本当に全然わからない…
ということで、とりあえずテキストを読むことに。
私のオススメ…というよりは、私に合っていた読み方なのですが、「よくわからなくても、とりあえず1周最後まで読み切る」というのがよかったです。
というのは、先に全体像を見ると、その知識をどこでどう使うかわかるという理由です。
具体的に言うと、テキストにもよりますが、最初は「二進数の計算」で、「論理演算」などの勉強からスタートすると思います。高校時代にしっかり勉強されていた方は、論理和だったり論理積だったり、ド・モルガンの法則だったりは理解している状態からスタートされていると思います(私はダメダメな高校生だったので、ここから勉強しました…)。
そこで二進数の計算も入ってきます。「2ビット左にシフト」とか、排他的論理和とかその辺ですね。コンピュータは0と1で数字を扱っていて…みたいなところです。
ここで「これ勉強勉強して、コンピュータとどう結びつくんだ???」という疑問が私は生じました。
二進数をどこでどう使うかわからないのに、シフト演算とか基数変換とかやっても全然イメージが湧かないし楽しくない…。イメージとしては、せっかく野球部に入ったのに、バットの素振りしかさせてもらえない…みたいな感じでしょうか。
そこで私は「とりあえず二進数ってやつがあって、二進数と十進数を変換する方法があるんだー」的な感じで、よく分かってないままでしたが先に進みました。
「二進数ってこういうふうに使われてるんだ!!」
「二進数とかどこで使うんだよー?」とか思いつつ先に進んでいくと、ネットワークの単元があります。そこでIPアドレスの話が出てきます。ここで、サブネットマスクやらなんやらで、二進数を使う場面が現れるんです!!
ここで初めて「二進数の計算ってこういうふうに使うんだ!」ということがわかるので、テキストの2周目をやった時に、「二進数のこの計算は、ネットワークの単元で使ってたなー」というふうにイメージが湧いて理解しやすくなりました。
『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』にも、「まずは1周読み切ることが大事」ということが書いてありましたが、本当にこの通りだと思いました。「基本情報を受けたいけど、ITの知識が全くないからどうしよう…」という方は、わからなくてもとりあえず1周読み切るといいと思います。
2周目から、ちょっとわかるようになってくる
よく理解できなかったけれど、とりあえず1周読み切った後に、2周目を読み始めました。
2周目なので当然ですが、1周目に全然わからなかったところが少しわかるようになり、1周目になんとなく分かったところは、もっと理解できるようになっていました。
私はテキストに書き込みながら勉強するのですが、1周目に「全然分からなくて草」とか「ワケワカメw」とか書いてました(ホントに書いてました)。
この全く意味のなさそうなコメントが、2周目にかなりプラスに働きました。「1周目の時は全然わかんなかったっぽいけど、2周目の今はかなりわかるようになったぞ!」と、モチベーションを保つのにかなり役立ちました。
ちなみに日付も書き込んでるのですが、「1ヶ月前は全然分かってなかったけど、今ならわかる! 1ヶ月で少し成長できた!」的な効果もあるのでオススメです。
そして3周目へ
3周目まで読み込むと、テキストの内容や、テキストの中のキャラクターの問いかけに「あーここはこういう理由でこうなっていて…」というふうに、かなり理解が進みます。(キタミ式には「キノコ」と「ドングリ」という主要キャラがいるんですが、こいつらのやりとりが結構好きでした)
この3周目の時点で、このテキストのかなりの部分を覚えているので、テキストは3周読んだら十分だと思います。(なんかの本にも、3周やると覚える的なことが書いてありました)
いざ、過去問演習へ
ここからは午前の過去問の演習をしていきました。
午後試験は午前試験の応用問題的で、より詳しい内容が問われるので、ある程度午前試験を固めてから午後試験の勉強を進めました。
スキマ時間にスマホアプリでポチポチ勉強して、時間のある時に「過去問問題集」でしっかり説明まで読み込むということを繰り返しました。
ちなみにスマホをポチポチしていただけで、合格点ギリギリの60点くらいまでは取れるようになりました!
試験内容変更後に受験予定の方へ
2023年4月から、試験内容が変更になります。
主に午後試験の内容が大幅に変わりますが、午前試験は試験時間が短くなり、問題数が減るということ以外は変更がありません。
2023年4月以降に受験予定の方にも、私の午前試験の勉強の仕方が参考なれば幸いです!
こんなやつでも合格できたんだから、みんな合格できると思うな
こんなやつ…(何も言えない)
「午後のアルゴリズムの勉強の仕方も知りたい!」という方もいらっしゃると思いますので、今後更新しようと思います!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
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